琅琊榜と独孤伽羅で「女の勘」について考えた
女の勘はあると思う。
確実に。
そこに疑いを持ったことはない。
中国ドラマを観るようになって1年弱になるが、どうにも納得できないことが1つある。
伽羅さんに女の勘はないのか? という疑問だ。
宇文邕は、一応仮面をつけているのだが、
どう考えたってわかるだろう!
この距離で誓いの盃(?)交わしてるんだよ?
これでわからない⁉️
幼なじみなんでしょ?
何度も手を繋いだでしょ?
一緒に歩いたでしょ?
背の高さ、歩き方、体格、手の大きさ、指の長さ、爪の形・・・・・
仮にも、一度は結婚しようと思った相手なんだけどな〜〜
分からないはあり得ない‼️
1視聴者の私にだってわかったのに。
一方の琅琊榜。
靖王殿下の母 静妃。
琅琊榜のチートトップ3は、主人公の宗主、滑族の璇璣公主そして靖王の母静妃だと思っている。
宗主と璇璣公主のチートっぷりは、方向性が似てるように思うが、静妃は幅広い。
賢さや鋭さに加えて、何十年経っても衰えない医術。
火寒の毒に冒された患者を診たのって何十年前?
何十年も診てなくて、脈でわかるもの? 治療できるもの?
お菓子作りも上手、料理も上手、ビーシャーの扱いも上手。
そして、1度も会ってないにもかかわらず宗主が林殊と看破した。
・霓凰郡主を助けた
・庭生を助けた
あたりで「?」と思っただろうか。
皇太子でも誉王でもなく息子靖王を補佐すると知り、林殊か否かはともかく、赤焰軍か祁王府の誰かだろうとは考えたに違いない。
そして旅行記の注釈の文字(林殊母の幼名の2文字が画数を減らして記された)を見て林殊と確信。
これもある意味「女の勘」だと思う。
純粋な(?)女の勘は、何の確証もないけど林殊だと分かった霓凰郡主のそれかな、やっぱり。
想いあった婚約者同士だもんね。
ひと目で林殊が分かった太皇太后。
何もなくても林殊と分かった霓凰郡主。
一度も会わずに林殊が分かった静妃。
女の勘がすごいのか、一向に気が付かなかった靖王がダメなのか・・・・・
そして思い出してしまうのが
伽羅さん・・・・・
靖王なみって、マズくないですかね?
私が分からなかっただけで、伽羅さんは邕だと気付いていたのかな?
琅琊榜は架空のお話だし、史実として伽羅と結婚式を挙げた代理人が邕だったって事も無いだろう。
だから、ドラマの演出としての疑問ね。
伽羅さんと靖王の共通点は、まっすぐな性格であるということ。
中国ではまっすぐな性格の人は鈍感みたいな一般認識あるのかな?
靖王が宗主を林殊だと分からないのは、ストーリーとか靖王の性格とかの設定上、仕方ないのは理解している。
でも、伽羅さんは?
結婚式の夜、天幕の外にいるのが邕だと気づいたのに、式を挙げた代理人が邕だと気づかないものかね。
エンディングでは結構な尺を伽羅さんの結婚式に割いてるわけで、ドラマとしてあの超豪華な結婚式は重要な部分なんだよね、きっと。
単に、映像としての見せ場なのかな。
いったい何を演出しているんだ⁇
あーモヤモヤする〜〜〜