『後宮の涙』 盛りだくさんの北斉
北斉は550年から577年というからわずか28年の王朝だ。
その28年の間に
・陸貞という女性宰相を誕生させ
・蘭陵王という歴史的なイケメンを輩出し
・白磁を生み出す
こんなにも偉業を達成するなんて、どんだけ盛り沢山なんだよ‼️
イケメンすぎて味方の士気を削ぐから仮面を被って戦っていたそうな。
どんだけ美形なんだ❣️❣️
私にとって歴史的美女=小野小町 歴史的美男=蘭陵王で、とにかくイケメンの代名詞。
イケメンといえば蘭陵王なのだよ!
話は飛ぶが、昔からどうしてだか陶磁器に興味がある。
特に惹かれたのが磁器だ。
磁器の美しさは、なんと言ってもあのツルツルで硬い質感ではなかろうか。
(少なくとも、ずっと前に私が調べた時は)
白磁を含む磁器は、『後宮の涙』の中で有効な交易品とされていたが、歴史的に見てその後の中国にとっても高付加価値の輸出品として需要な役割を果たす。(江戸時代の日本も)
陶磁器といえば景徳鎮が有名だけど、景徳鎮は位置的には南朝側にある。
作中で陸貞さんも、(景徳鎮のある南朝の)陳は陶石の鉱床があって磁器生産が盛んだ、みたいなことを言ってた。
にもかかわらず、北朝の北斉で白磁が生まれるって凄くないですか?
・・・・・しっかり太字の大文字で書いておきながらナンですが、違うみたいですね。
↑は曹操のお墓から見つかった白磁。
実は私、これ見てきました!
少し前、九州博物館でも三国志展があったので。
いやぁ 見どころ満載だった〜❤️
とにかく北斉は盛りだくさんだと思う‼️