『後宮の涙』は殖産振興の物語だと思う
『後宮の涙』は何度も観ているけど、実は観るところが決まっている。
白磁のところと野蚕のところ。
私にとってこのドラマは、殖産振興の物語なのだ。
中学か高校のころ、英和辞典で[china]には磁器という意味があると知って、へー⁉️と思った。
日本で焼き物のことを「瀬戸物」(瀬戸地方の生産物)と言ったりするけど、そんな感じで昔のヨーロッパとかでは磁器=中国だったんだ!とひどく感動したものだ。
東西交易路である「シルクロード」はそのまんま「絹の道」。
絹の道って言うくらいだから、絹は主要な交易品だったはず。
私が磁器と絹に注目するのは、中国にとってどうしたこうしたもあるだろうが、この2つは江戸時代以降の日本にとっても主要な輸出品だったからかな?とも思う。
しかも、「後宮の涙』でやってたのは野蚕。
野蚕って何だよ⁉️ ともう大興奮(笑)
蚕といえば桑の葉と思ってた。
桑の葉じゃない葉っぱを食べる蚕もいるんだね〜 (勉強になるわ📕✏️)
シルクロードを通じて中国から運ばれた大量のシルク、その中には野蚕から紡いだ糸や布もあったのかな。
時々無性に『後宮の涙』12話(白磁の話)等と40話(野蚕の話)を観たくなる。
歴史に想いを馳せると言えば、ちょっといい感じだけど、要するに歳とったってことだね。
陸貞と高湛のイチャコラ❤️が、少々重すぎると感じるのも歳のせいなのかな?